■究極のトランスミッション「エクストロイドCVT」
ディスクとパワーローラーの組合せにより、駆動力を伝達するトラクションドライブ方式電子制御無段変速機。強大なトルクも余裕をもって伝達できる、この「エクストロイドCVT」により、従来のCVT(無段変速機)では不可能な、VQ30DETターボエンジンへの無段変速機搭載が、はじめて可能になりました。「エクストロイドCVT」は無段階に変速するとともに、変速にも瞬時に反応。 さらに、きめ細かな電子制御により、全域で変速ショックのまったく ない究極の滑らかさ、アクセルペダルの踏み込みに瞬時に応えるパワフルな走りを実現しています。6速マニュアルモードに切換えれば、スポーティな走りも思いのまま。「エクストロイドCVT-M6 デュアルマチック」の採用により、シフトノブに加え、ステアリングシフトスイッチでのシフトチェンジも可能です。しかもロックアップ領域の拡大や、効率のよい変速により燃費も大幅に向上しています。日産の先進技術が高級車の走りを、新次元へと進化させました。。
 
 
 

●エクストロイドCVTの基本メカニズム 変速機の中心はディスク(入力&出力ディスク)とパワーローラーから構成されます。エンジンの動力を受けた入力ディスクの回転は、パワーローラーから出力ディスクへと伝えられます。パワーローラーの傾きを連続的に変えることで、滑らかな無段変速を行うのがエクストロイドCVTです。さらに、入出力ディスクとパワーローラーの組合せを2個備えたダブルキャビティ方式の採用により、大トルクの伝達を可能にしています。

 
※CVTはContinuously Variable Transmission(無段変速機)の略です。
 
1999年6月〜2001年5月まで掲載