日産リーフは、既存のクルマのプラットフォームを流用するのではなく、EV専用プラットフォームを開発しています。
モーターとバッテリーというパワーユニットの特性を最大限に活かせばこれまでのクルマとはまったく異なる、EVならではの操縦安定性を実現することができると考えたからです。
このためリチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に配置し、低い重心と優れた重量バランスを実現。
さらに、車体剛性を従来のコンパクトカーに対して大幅に高めることでボディの振動を抑制し、EVならではの静粛性を際立せるとともに滑らかな乗り心地を実現しました。
また、ラミネート構造のバッテリーセルを採用し、車載レイアウトの自由度を高めることで、大人5人がゆったり乗れる広い居住空間を実現しています。
日産リーフは、EVでありながらきわめて実用性の高いパッケージングを実現しています。その基本となるのはEV専用プラットフォームとリチウムイオンバッテリー。EV専用プラットフォームの床下に、スペース効率の高いラミネート構造のバッテリーセルをモジュール化して配置することで、大人5人がゆったりくつろげる居住空間を実現しました。さらに、9インチゴルフバッグ2個*が積載可能なラゲッジスペースも確保しています。
こちらに掲載の日産リーフの生産は終了させて頂きました。
2010年12月から2012年11月まで掲載