DRIVEN TRANSMISSION 決まるトランスミッション
「マニュアルでもオートマでも、課題はギヤチェンジの楽しさ。正直言って、この変速は私より上手い。」
Photo:シンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッション。※写真は撮影用に加工したものです。*2009年10月現在。
クルマを自分で操っている感覚。これはマニュアル車の最大の魅力であり、走ることの歓びを濃厚に感じることができる特有の快感だと思います。 しかし、一方でマニュアル車の場合、滑らかで安定した走りを維持するには経験であったり、ヒール&トゥのように一定の技量を必要とされることも事実です。私たちはそれをどうにか解消できないものかと頭を悩ませました。“Z”は誰にでもスポーツカーの魅力を楽しめるクルマであって欲しいという想いから「シンクロレブコントロール付6速MT」を造りました。 こいつは面白いですよ。ヒール&トゥが必要なく、シフトレバーの操作に合わせてエンジンがワンッとドンピシャに回転を合わせてくれ、スピーディにシフトダウンできる。 開発ドライバーは「俺の30年間を返せ!」と言っていたくらいですから。 新採用の7速ATにも“Z”ならではの魅力があります。マニュアルモードでの変速がこれまた速い。 ATのマニュアルシフトは一般的に鋭いレスポンスは期待できないと思われていますが、“Z”の7速ATは“世界一MTライクなAT”を開発時のスローガンに、変速速度を優先し、キビキビとした走りが楽しめるチューニングを行ってきました。 また加速においては、エンジン回転と加速感がリニアに上昇し、まるでジェット機のように途切れ感のない加速感を体感できます。さらに“Z”として初採用のパドルシフトでかつてないダイレクトな変速感を味わっていただけるはずです。
※写真は撮影用に加工したものです。
よりスムーズで高効率な変速を行える7速ATを採用。より高いギヤ比に設定することを可能とした7速オーバードライブレシオでは高速時の燃費と静粛性の向上にも貢献。またロックアップ領域を2速以上のほぼ全域に拡大し、ダイレクト感のあるシフトチェンジを実現。加えて、世界トップクラスの変速速度を実現したマニュアルモードを採用。“Z”として初採用のマグネシウム製パドルシフトで、スポーティで自在な走りを堪能できる。
シンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッション
シフトポジションディスプレイ(6速MT)
マニュアルモード付7速オートマチックトランスミッション
マグネシウム製パドルシフト(7速AT)