〈一充電走行距離〉について
*一充電走行距離は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)、整備状況(タイヤの空気圧等)、積載量に応じて値は異なります。電気自動車は、走り方や使い方、使用環境等によって航続可能距離が大きく異なります。
●本諸元のモード走行時における一充電走行距離の表示は、「JC08モード」です。
充電・航続距離
航続距離
e-NV200の航続距離はJC08モードで300km*。
この航続距離は使い方によって大きく変わります。
そこで、e-NV200のドライバーサポート機能を上手に使えば、効率的に走ることが可能です。
最高速度を抑えることで、航続距離を延長
エナジーセーブモード
リチウムイオンバッテリー残量警告灯が点灯した後、最高スピードは100km/hに制限され、自動的に不要な電力消費を抑制します。
アクセルの過度な踏み込みも抑制
アクセルを踏み込んでいく途中にクリック感を持たせることで、アクセルの過度な踏み込みを抑制し、電力消費を低減します。
エアコンの消費電力を抑えることで、航続距離を延長
■ 乗る前エアコン、タイマーエアコン
乗る前に室内温度を調整しておくことで、走行時のエアコンによる電力消費を小さくできます。
乗る前エアコン:インテリジェントキーのリモートエアコンスイッチ
エアコンのON/OFF操作を、車外からキースイッチで手軽に行えます。
ステアリングヒーター
身体が触れる部分を直接温めて体感温度を上げることにより、エアコン使用を抑制。電費向上を促します。
※画像はイメージ
乗る前エアコン:リモートエアコン[ワゴン]
携帯電話やスマートフォン、パソコンからエアコンの開始操作が行えます。
■ ステアリングヒーター、仕切りカーテンなど
小さな工夫を重ねることで、エアコン使用を抑制。大きな電費抑制効果が期待できます。
前席ヒーター付シート
冬季の電車のように、ヒーター付シートで直接身体を温め、エアコン使用を抑制します。
※画像はイメージ
タイマーエアコン
出発予定時刻に合わせて、エアコンのタイマー設定が可能。バンは車両情報ディスプレイで、ワゴンはナビ画面で設定できます。
脱着式仕切りカーテン[バン]
荷室をカーテンで仕切ることで、室内の冷暖房効率を高め、省エネおよび電費向上を実現できます。
※パーテーションパイプは撮影のため取り外しています。
■送風モード
「HEATスイッチ」と「A/Cスイッチ」を両方オフにすると送風モードに。快適な室内をキープしながら、より少ない消費電力で航続距離も延長できます。
充電
オフィスでも、出先でも、どこでも手軽に充電。
e-NV200への充電は「普通充電」「急速充電」の2つの方法から、状況に応じて選択が可能。
クルマを非常用電源としても活用できる「EVパワーステーション(LEAF to Home)」もご用意。
もうガソリンスタンドに行く必要はありません。
e-NV200なら、オフィスで夜間に「普通充電」するだけで、いつでも満充電で走り出すことができます。
出先では、最寄りの充電スポットにアクセス。
「急速充電」または「普通充電」をご利用ください。
■ 普通充電 *¹
充電プラグをオフィスのコンセントに挿し、クルマの充電ポートリッドを開いて充電コネクターをポートに挿す。オフィスでの充電の操作はこれだけで完了。
大容量バッテリーをすばやく充電できる6kW普通充電器(⾞載用)を新たに標準装備。※
※6kW普通充電を行うためには、合わせて6kW普通充電器(壁掛型)(別売)が必要です。
■ 急速充電
出先での充電には急速充電が便利。操作は、充電ポートリッドを開き、急速充電器の充電コネクターを挿し、充電開始ボタンを押すだけで完了。
※充電モードは、ただちに充電を開始する「即充電」、指定の時間で充電開始/停止する「タイマー充電」、携帯電話やパソコンから充電開始操作ができる「リモート充電」の3タイプがあります。
※約40分でバッテリーの80%まで充電が可能。外出先で休憩などの間にすばやく充電できます。また、クルマを離れていても、充電停止通知が携帯電話に配信されるので安心です。
*1 100Vでも充電は可能ですが充電時間が長くかかりますので、200Vの充電環境をおすすめいたします。
また、充電ケーブル(コントロールボックス付)200V 7.5m用は標準装備、e-NV200の普通充電用ケーブルは、単相100V用・単相200V用ともにEV-PHEV充電用屋外コンセントにのみ対応し、専用配線を用いた電源回路が必要になります。
*2 バッテリー残量警告灯が点灯した時点から満充電までの目安。充電時間は環境温度により異なります。
*3 バッテリー残量警告灯が点灯した時点から充電量80%までの目安。充電時間は急速充電器の仕様、環境温度により異なります。
充電工事&ワンストップサービス
e-NV200をオフィスやご自宅で充電するためには、日産が推奨する普通充電専用の配線工事が必要です。
■ オフィス、戸建て住宅の充電設備工事について
オフィスやご家庭の分電盤から各種充電器まで専用線を敷設。ブレーカー容量を確保して漏電遮断機能付専用分岐ブレーカーを設置。さらに、防水仕様コンセント(3kW普通充電の場合)、または6kW普通充電器(壁掛型、6kW普通充電の場合)を設置します。
分譲済みマンション/賃貸マンションにお住まいの場合
分譲済みマンションの敷地内契約駐車区画への充電用コンセント設置には、マンションの理事会に要望する必要があります。
賃貸マンションの敷地内契約駐車区画へ充電用コンセントを設置する場合、マンション所有者への要望が必要になります。
賃貸駐車場(月極め、テナントビルなど)をご利用の場合
契約区画に充電用コンセントを設置する場合は、
駐車場経営者・ビルオーナー(場合によってはビルの管理会社)に要望する必要があります。
バッテリー容量まで保証。それは品質への自信の証。
大容量バッテリーをはじめ、EVのパワートレインに相当する下記の“電気自動車特有部品”を、特別保証部品に指定。保証期間が延長され、8年または16万km走行時のどちらか早い方で、その他の部品はガソリン車と同等の保証条件に設定。
※電気自動車特有部品とリチウムイオンバッテリーのイラストは、最終仕様とは異なる場合がございます。
■ 保証内容
正常な使用条件において、新車登録より8年もしくは走行距離16万kmまでのどちらか早い方にて、メーターのリチウムイオンバッテリー容量計が9セグメントを割り込んだ場合(=8セグメントになった場合)に無償で修理を実施。
なお、以下のような使用条件は正常の範囲に含まれます。
○急速充電を頻繁に使用している、急速充電だけで使用している。
○LEAF to Homeで充給電を行っている。
■ 保証期間
新車登録から8年または走行距離16万kmのどちらか早い方。
■ 適用車両
e-NV200全車に適用。
給電機能[パワープラグ]
荷物も、電気も運べるe-NV200。
EVのバッテリーから、電気を取り出すことはできないか ―。 そんな声をカタチにしたのがe-NV200の給電機能「パワープラグ」。
工事業などでは、駆動音の大きなエンジン発電機を持ち運ぶ必要がなくなり、さまざまな電気製品を、スマートに使いこなすことができる。
さらにクルマに電源がないために実現できなかったアイデアやサービスの提供も可能に。
バッテリーの大容量化により、電気製品の使える時間も大幅に拡大した。
ビジネスはもちろん、地域貢献にも。
あらゆるシーンで、電気機器を動かすことができるパワープラグ。地域のイベントに参加し、大型プロジェクターなどの電源にすることも可能。
さらに万一の災害時の電源としても幅広く活用することができる。
*1 使用製品の定格電力範囲内であっても、一時的に大きな電流が流れる電気製品(起動電力が必要となる電気製品)の場合はパワープラグの保護機能が働き、正常に作動しないことがあります。
*2 パワープラグの作動時間は目安です。車両状態(バッテリー残量・パワープラグ使用領域設定等)によって変動します。
※パーテーションパイプと脱着式仕切りカーテンは撮影のため取り外しています。
”走る蓄電池”を支える信頼のシステム。
*3 使用製品の定格電力範囲内であっても、一時的に大きな電流が流れる電気製品(起動電力が必要となる電気製品)の場合はパワープラグの保護機能が働き、正常に作動しないことがあります。
*4 パワープラグの作動時間は目安です。車両状態(バッテリー残量・パワープラグ使用領域設定等)によって変動します。
スイッチひとつで起動できるシンプルな操作性や、クルマの電源が入っていなくても使用できる使い勝手のよさ。
さらに、帰りの走行距離や用途に応じて、バッテリー残量を細かく制限できるなど、
あらゆる面から安心感も追求。信頼のシステムで、パワープラグを存分に使いこなすことができる。
パワープラグの起動操作は簡単
メインスイッチを押して、電気製品をコンセントに接続するだけ。 クルマの電源のON/OFFにかかわらず、いつでも使用できます。
バッテリーの使い過ぎを防止
パワープラグが自動停止するバッテリー残量(目盛)を設定できるので、バッテリーを使い過ぎる心配はありません。
■ パワープラグの使用可能範囲
1 パワープラグはバッテリー残量が満充電から2目盛になるまでの範囲で使用できます。
2 パワープラグ用のバッテリー残量制限レベル(自動停止する位置)を、2~11目盛の間で任意に設定できます(メーターの車両情報ディスプレイで設定)。
3 バッテリー残量制限レベルの初期設定値は、6目盛です。
パワープラグの停止操作も簡単
メインスイッチを押すだけで、パワープラグは停止。発電機のように、使用後に荷室に格納する手間も不要です。
パワープラグは車両が以下の状態になったときには自動で停止
パワープラグ使用上の注意点
● 医療機器や精密測定機器は、使用しないでください。
● 使用製品の定格電力範囲内であっても、一時的に大きな電流が流れる電気製品(起動電力が必要となる電気製品)の場合はパワープラグの保護機能が働き、正常に作動しないことがあります。
● 使用する電気製品の取扱説明書の警告や注意事項などを必ず守ってご使用ください。
● 長い延長コードやコードリールを使用した場合、正常に電気製品が作動しないことがあります。
● 上記以外にも注意点があります。詳細確認のため取扱説明書をご覧ください。
*5 Ready中、充電中を除く。Ready中とは、走行可能状態であり、走行可能表示灯の点灯時のこと。
*6 充電中、乗る前エアコン作動中を除く。
*7 走行可能状態であり、走行可能表示灯の点灯時のこと。