クルマがドライバーの意のままに応答する走りの醍醐味。
ハイスピードドライビングでも、絶大な信頼感がある。 静かでストレスのないプレミアムな走りをもたらすためにムラーノは走りと乗り心地の基本となる骨格を一新した。 |
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Photo:350XV FOUR。ボディカラーはスチールブルー(M)〈♯RAQ・スクラッチシールド〉。内装色はベージュ〈C〉。 |
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ダイレクトな操舵フィールの車速感応式パワーステアリング。
油圧制御方式に、よりきめ細かな制御を可能にしたツインオリフィス式を採用。 高速走行時はダイレクトでしっかりとしたハンドリングを実現。低速時にはアシスト量を増やすことで、駐車の際の切り返しもSUVとは思えないほどスムーズにおこなえる。 さらにステアリング機構をサスペンションに高剛性システムで結合することで、ステアリング操作へのリニアな応答性を高めている。 |
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アクセルワークに、シフトワークに、ステアリングさばきに、クルマがドライバーの意のままに応答する走りの醍醐味を。ムラーノは、プレミアムスポーツSUVとしてのパフォーマンスを磨いた。 |
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Photo:350XV FOUR。ボディカラーはスチールブルー(M)〈♯RAQ・スクラッチシールド〉。内装色はベージュ〈C〉 |
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スポーティでしっかりとした走りと、プレミアムセダンに匹敵する静かで快適な乗り心地を支えるプラットフォーム。
ムラーノは、スポーティな走行性能をはじめ、快適な乗り心地や静粛性、揺るぎない衝突安全性をめざして、軽量で高強度のプラットフォームを開発。
特に、フロントとリヤのサスペンション取り付け部の強化を徹底することで、サスペンション取り付け部の剛性を旧型車比で、フロント約60%、リヤ約80%も向上させた。これによりサスペンションのしっかり感が高まり、ステアリング操作へのリニアな応答性と安定感、そしてしなやかな乗り心地を発揮させることが可能になった。
一方で、サスペンション周囲における振動や音の発生も徹底して抑制。さらにフロントタイヤ前のディフレクター、リヤサスペンションのフェアリング、マフラー角度の最適化などにより、フロア下の風切音の発生を抑制するなど、あらゆる角度から静粛性の向上に取り組んでいる。
[1] フロントサイドメンバーのストレート化
[2] 上部&下部構造を結合
[3] フロントサスペンション上部左右の結合剛性向上
[4] リヤクロスメンバーを追加
[5] リヤサイドメンバーの断面拡大
[6] 3次元曲面形状フロアパネル
[7] 軽量・高強度鋼板の採用を拡大
音の侵入を徹底的に抑える、入念な遮音・吸音対策。
フロアカーペットの吸音層の面積を拡大して、フロアからの透過音を低減。
またリヤホイールハウスの約85%を吸音ライナーで覆い、タイヤノイズ、雨天時のスプラッシュ音などを抑制。さらにエンジンルームとキャビンの隔壁部の吸音層を拡大して、エンジンなどからの透過音を低減している。
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フロントストラット式サスペンション
(リバウンドスプリング内蔵ショックアブソーバー付)
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リヤマルチリンク式サスペンション
(リバウンドスプリング内蔵ショックアブソーバー付)
意のままの走りを支える新開発のサスペンション。
フロントは新型のストラット式。リヤは新型のマルチリンク式を採用。全輪に新開発のリバウンドスプリング内蔵ショックアブソーバーを搭載して、段差を通過する際の余計な上下動や、コーナリング時の車体の浮き上がりを抑え、ロールを低減。
姿勢変化の少ない、スポーティな走りを実現している。その上で、フロントサスペンションは、キャスター角を大きくとることで、大トルクエンジンにも余裕で対応。クルマのサイズを感じさせない自在なハンドリングを実現。
リヤサスペンションは、ショックアブソーバーのマウントをより高効率化して、すぐれた走行安定性を達成。いちだんと運転が上達したかのような意のままの走りが愉しめる。
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235/55R20タイヤ(オールシーズンタイヤ)
102H&20インチ金属調塗装アルミホイール
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235/65R18タイヤ(オールシーズンタイヤ)
106S&18インチ金属調塗装アルミホイール
スポーティさとプレミアム感を演出する新デザインの20インチ&18インチ金属調塗装アルミホイール。
美しい光沢をたたえた足元に漂う、冴えわたる走りの予感。
ムラーノの駆け抜ける姿を、よりダイナミックに、よりプレミアムに演出する大径20インチ金属調塗装アルミホイールを350XV FOURに新装着。
青味を感じさせる金属感とモダンでシャープなデザインにより、ムラーノの躍動美をいちだんと研ぎ澄ませている。さらに、QR25DEエンジン搭載車にも、金属調塗装の新デザイン18インチアルミホイールを装着。
スポーティさとタフなイメージをバランスさせ、洗練された走りを際立たせている。
スポーティで快適な走りのために、さらに進化したVQ35DE/QR25DEエンジン。
バランスにすぐれたV型6気筒ならではの、なめらかでスポーティなパフォーマンスのVQ35DEエンジン。
新たに、可変バルブタイミングコントロールの作動領域を拡大、ツイン化したパワーバルブの最適制御により、高速域のパワーと中低速域のトルクをさらに向上。
アクセルの踏み込みにリニアに応答し、スムーズで力強い加速が味わえる。またQR25DEエンジンは、フリクションの低減と熱効率のさらなる追求により、中低速域における豊かなトルクを獲得している。
どちらのエンジンも、新開発のエクストロニックCVTとの絶妙なマッチングにより、意のままで、かつ伸びのある加速を発揮。合わせて、すぐれた燃費性能も達成している。
またエンジンとボディの結合部、排気系を最適化することにより、室内に伝わるエンジン音や振動も大幅に低減している。
●燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)、整備状況(タイヤの空気圧等)に応じて値は異なります。
意のままの走りと低燃費のエクストロニックCVTを全車に搭載。
トランスミッションは、新開発のエクストロニックCVTを全車に搭載。運転状況や走行環境に合わせて最適な変速をおこなう「アダプティブシフトコントロール(ASC):適応型変速制御」を採用。
さまざまな運転・走行状況からドライバーの意志を自動的に判断し、数百パターンから最適なシフトスケジュールを選択。
ドライバーの意志に沿った制御により、スムーズな走りと、すぐれた低燃費を実現する。
また、3.5L車には任意のシフトアップ・シフトダウンがおこなえ、スポーティな走りが愉しめる、6速マニュアルモード付のエクストロニックCVT-M6を搭載。シフトダウン時に一瞬エンジン回転数を高めて、ギヤと同調(シンクロ)させるシンクロレブコントロールを採用している。
●エクストロニックCVTをはじめ、日産はすぐれた環境性能を実現するパワートレインの採用をすすめています。
スポーティなドライビングを安心して愉しめる先進の4WDシステム、ALL MODE 4×4-i (Yaw Moment Control)。
ムラーノは好評の4WD性能をさらに進化させた新開発のALL MODE 4×4-iを搭載。ドライバーが思い描くコーナリングラインをクルマが予測し、高レベルなライントレース性能を可能にしている。
4WDコントローラーがステアリングの操舵量を検知する舵角センサー、車両の旋回情報を判断するヨーレートセンサー、Gセンサーからの情報を瞬時に分析。
ドライバーが狙うコーナリングライン(ターゲットライン)を予測しながら、実際の走りを理想に近づけるよう、自動的にきめ細かい前後トルク配分をおこなう。このヨーモーメントコントロールにより、スポーティな走りはもちろん、滑りやすい路面でも安定したスムーズなコーナリングが可能になった。