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コントロールセーフティ
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■新開発のEBD(電子制御制動力配分システム)とブレーキアシストの組合せが実現した最高水準のブレーキシステム
通常走行時には自然な制動特性を持ちながら、緊急時には大きな制動力が得られる、メカニカル2段アシスト機構付ブレーキ倍力装置を全車に搭載。さらに2WD全車には新開発のEBD(電子制御制動力配分システム)を採用しています。これは、乗員数に応じて前輪、後輪の制動力配分を電子制御で最適にコントロールするシステムです。プレサージュではブレーキアシストとセットで搭載することにより、多人数乗車時での緊急制動時にもより少ない踏力で高い制動性能を発揮します。また、4WD車は機械式制動力配分システムのLSVをブレーキアシストとセットで採用することにより、同等の制動性能を実現しています。
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■緊急時に危険を回避するためのシステム、ABS
クルマをコントロールして危険な状況をさけるために、フロントベンチレーテッドディスクブレーキに加え、コンピューターがブレーキ液圧を制御してタイヤのロックを起こりにくくするABS(アンチロックブレーキシステム)を全車に標準装備しています。急制動時や滑りやすい路面でのブレーキングでも車両の安定性を向上させ、障害物の回避もしやすくします。
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インパクトセーフティ
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■世界トップレベルの衝突安全性能を実現した「ゾーンボディ」
日産では独自のゾーンボディコンセプト(クラッシャブルゾーンとセーフティゾーンの2つのゾーンで乗員を守るという考え方)に基づき、安全な車体づくりに取組んでいます。そしてプレサージュでは、
’98年10月から日本・欧州で導入が予定されている側面衝突基準(プレサージュはヒップポイントが700mm以上のため法規上は対象外)をクリアできる水準とし、さらに一歩進化した「ゾーンボディ」を採用しました。これは正面(フルラップ)衝突、オフセット衝突をはじめ、斜め、側面、後面衝突など、様々な方向からの衝突を想定した実験及びコンピューターを駆使した衝突解析を繰り返し、世界最高水準の高強度安全ボディを実現したものです。前面・後面の衝突時には、車体のクラッシャブルゾーンが衝突のエネルギーを吸収し、乗員への衝撃を緩和。さらにセーフティゾーン(高強度なボディ)が生存空間をしっかりと確保します。また、側面衝突時にはサイドドアビームや衝撃吸収ドアが、補強されたボディサイドへ衝撃を分散して伝達することにより車体変形を抑えます。日産の最高の技術力によって生まれた世界トップレベルの衝突安全性、それを実現したのが「ゾーンボディ」です。
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■デュアルエアバッグを採用、サイドエアバッグも設定
運転席、助手席ともSRSエアバッグシステムを標準装備しています。SRSエアバッグシステムは正面衝突などの際、エアバッグが瞬時に膨らみ、乗員の頭部への衝撃を緩和するシステムです。また、側面衝突の場合に胸部だけでなく頭部への衝撃をやわらげる運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムも設定(全車にメーカーオプション)。シートベルト着用時の補助拘束装置として高い効果を発揮します。
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