最先端の技術を採用した「M9Rエンジン」
クリーンに走る、パワフルに楽しむ。新たなポテンシャルを持つクリーンディーゼル 20GT。
最高出力:127kW(173PS)/3750rpm
最大トルク:360N・m(36.7kgf・m)/2000rpm
クリーンディーゼル 20GTに搭載の「M9Rエンジン」は、ロングドライブを存分に楽しめる走行性能に加え、PM(粒子状物質)や環境負荷物質の排出レベルを大幅に低減する環境性能、さらには、静粛性や経済性までも両立。このディーゼルエンジンはコモンレールシステムやリーンNOxトラップ触媒(LNT)など、最先端の技術の粋を結集している。
■コモンレールシステム
1600気圧もの超高圧で燃料を微粒化。燃焼室内にまんべんなく噴射することで、空気と均一に混ざりやすくし、燃焼効率を向上させて、黒煙の発生を抑制する。
■リーンNOxトラップ触媒(LNT)
環境負荷物質NOx(窒素酸化物)を無害なN2(窒素)とH2O(水)とCO2(二酸化炭素)へ浄化する触媒を採用した。
■ピエゾ式インジェクター
燃料噴射を分割して行うことが可能なインジェクター。噴射のタイミングと噴射量の精度を向上させることで、燃焼圧力の上昇を制御し、燃焼音の抑制に効果を発揮する。
■ダブルスワールポート
燃焼室内に高速の渦を作り出し、空気と燃料を効率よく混合することで燃焼を促し、PM(粒子状物質)の発生を抑える。
■DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)
燃焼によって発生した黒煙を捕集した後、高温の排出ガスで自動的に酸化。黒煙を主成分とするPM(粒子状物質)を99%以上除去する。
[!]DPFは自動再生しない場合があります。
短い距離や低速での走行が続くと、DPFによるPM除去がされず、メーター内にあるDPF警告灯が点灯することがあります。その場合、クルマを停めて、手動再生スイッチを押して、PM除去を行う必要があります。
[!]エンジンオイルの交換時期はオイル交換告知機能に従ってください。
※ただし、オイル交換メッセージが出ずに交換後10,000kmもしくは1年経過した場合もオイル交換を実施してください。クリーンディーゼルエンジンはDPFを採用しています。DPFは再生時にエンジンオイルへの燃料希釈を伴うため、DPF再生頻度が高い(=低速走行の割合が大きい、加減速が多い)走行をすると燃料希釈が進み、オイルの潤滑性能が落ちていきます。そこで、適切なオイル交換時期をお知らせするため、お客さまの走行履歴に応じてオイル交換までの距離をお知らせする「オイル交換告知機能」を採用いたしました。DPF再生頻度の高いお客さまには早期に告知。対して、DPF再生頻度の高くないお客さまには、できるだけ時期を延ばすように告知します。基本的に、オイル交換時期はメーター中央部の液晶ディスプレイに表示される、「オイル交換告知機能」に従ってください。また、この「オイル交換告知機能」を確実に作動させるため、オイル交換実施後は必ずリセット操作を行ってください。