荒れた路面、コーナリング、そして急な勾配も。思いのままに走れる“先進の4WDシステム”。
ALL MODE 4×4 からの進化
「ALL MODE 4×4」の操縦安定性、走破性に加え、「ALL MODE 4×4-i」では運転操作(ハンドル操作、アクセル操作)や車両挙動(アンダーステア、オーバーステア)を判断し、常にニュートラルステアとなるよう前後トルク配分を制御。ドライバーが理想とするコーナリングを予測して、実現する。
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[A]トランスファー[B]エンジン[C]トランスミッション[D]プロペラシャフト[E]電子制御カップリング[F]リヤファイナルドライブ |
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ヨーモーメントコントロール VDC(ビークルダイナミクスコントロール)に搭載されたステアリング操舵量を検知する「舵角センサー」、車両の旋回情報を判断する「ヨーレートセンサー」、「Gセンサー」からの情報を4WDコンピューターが瞬時に分析。ドライバーが思い描くターゲットラインを予測し、自動的にきめ細かい前後トルク配分を行うことで、滑りやすい路面でも安定したコーナリングが可能となった。 |
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[1]通常走行時は2WDに近い前後トルク配分を行う。 [2]ドライバーの運転操作(ハンドル操作、アクセル操作)に応じて最適な前後トルク配分を行う。 [3]旋回中のステアリング操舵量から算出されるターゲットラインと、実際の車両挙動(アンダーステア、オーバーステア)を比較して、車両の状態に応じた最適な前後トルク配分を行う。 |
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アドバンスドヒルディセントコントロール(速度設定機能付) エンジンブレーキだけでは減速できない急勾配や、雪道のような滑りやすい路面を一定の車速で下ることができる。新採用の「アドバンスドヒルディセントコントロール(速度設定機能付)」は従来の7km/h設定に対して、4km/hから15km/hの範囲で速度設定ができ、路面の状況や勾配などに合わせた使い方が可能。 (作動中ブレーキランプは点灯しています) |
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[1]4WDモードスイッチを「LOCKモード」に [2]ヒルディセントコントロールスイッチを「ON」にして、下り坂に進入すると 作動 |
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ヒルスタートアシスト 坂道発進の時、約2秒間ブレーキの圧力を保持することで、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み換える際の車両の後退を防止。余裕を持ってスムーズに発進できる。 [操作手順]●上り坂でパーキングブレーキは掛けずに、フットブレーキを踏んで待機。● ヒルスタートアシストが自動的に作動している約2秒の間に、アクセルに踏み換える。 |
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[1]ブレーキペダルから足を離す [2]アクセルペダルに足を移す |
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ALL MODE 4×4
アクセルを踏むと同時に、各種センサーの情報から、4WDコンピューターが走行状態を判断。前輪が滑り出す瞬間に、瞬時に先回りして後輪へトルクを伝える電子制御4WDシステム。卓越した悪路走破性に加え、優れた走行安定性を実現する。
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●滑りやすい路面でレーンチェンジした時の走行比較図
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)
各種センサーが運転操作や車速などを検知し、自動的にブレーキ圧やエンジン出力を制御。滑りやすい路面やコーナリングなどで横滑りを軽減する。
※VDCはあくまでもドライバーの操作を補助するシステムです。従ってVDC非装着車と同様にスピードを控え、早めの操作で安全運転をお願いします。
ブレーキLSD(リミテッドスリップデフ)
スリップしている車輪にブレーキをかけることで、乾いた路面と滑りやすい路面が混在する道での発進・加速性を向上。