*1 Global Warming Potential:地球温暖化係数。
環境・品質
環境への配慮
ニッサン・グリーンプログラム
日産は、「人とクルマと自然の共生」を実現するため、「気候変動」「大気品質」「資源依存」「水資源」を重点課題とし取り組みを推進しています。将来の世代へ誠実に責任を果たし、かけがえのない地球環境の保護に取り組んでいきます。
シーマ 環境への配慮
品質方針
高品質を極限へと導くのは人の手。そこにあるのは匠らの美意識であり、
直向きさであり、CIMAの生産工程に携わる一人一人のものづくりに対する思いの昇華に他なりません。CIMAは日産の最高級車として、
一台一台に日産最高のこだわりを施した特別な車種。
工場長が一枚ごとに直筆でサインした品質検査確認書を
すべてのCIMAにお付けすることが、そのクオリティと自信の証です。
猶予は5/1000mm。その幅で最高の平滑を作る。−塗装工程
「塗装の美しさは面の平滑度で決まります。イメージとして、テーブルにこぼれた水を思い描いてください。」テーブルがクルマのボディで、こぼれた水が塗料
だと考えると分かりやすい。ボンネットなどの水平面は塗料がきれいに広がるが、ドアなど垂直に近い面では水は垂れてしまう。そこにCIMAは人の手を加える。僅か1000分の5ミリの幅の中で手作業で水研ぎを行い、理想の平滑度を目指して磨きをかける。時にボディをさすり乱れを見つけ、時に吹きかけた水の滴り具合で平滑を探る。この一手間でクリアのトップコートが美しく乗り、塗装の趣は一段と深くなる。
※掲載写真の水研ぎ工程は、ガーネットブラック(P)〈#GAC・スクラッチシールド〉(特別塗装色)、スーパーブラック〈#KH3・スクラッチシールド〉で行っております。
違和感が分かる感性は、最高のスキル。−組み立て工程
「部屋の障子がちょっと開いていると、違和感がありますよね。あの感覚をとことん磨き続けると、CIMAが作れます。」内装部品にできるちょっとした隙間。その“ちょっと”の違和感を排除するのが、CIMAのものづくり。匠は自らの感覚を信じ、パーツの組み付け精度を高め、完成させていく。その意識はCIMAの場合、防音対策にも当てはまる。小さな隙間を埋める遮音材を細部まで徹底的に使用。高い組み立て精度と相まってこれまでにない静粛性を実現した。それはドアを閉めた瞬間に外界と遮断された時、そして移動中の後席と前席との小声での会話で実感することができる。
理想の中心へ。仕上がりを仕上げ直す。−特別検査工程
「誰かが完成させたものを、さらに完成させる。それは妥協を許さない意識と前工程への信頼がないとできません。」特別検査工程とは、すべての部品が組み上げられて完成したCIMAを1台1台チェックするセクション。たとえばボディ面合わせの確認は128ヶ所で行い、たとえ数値が基準値内でも、中心の中心を狙ってさらなる修正の指示を出す。仕立てのよいスーツは美しく均整がとれているように、ことさら飾り立てなくとも自ずと溢れ出るCIMAの凛とした佇まいは、完成品をさらに理想の姿まで高めたいという意志から生み出されている。
一台の重みが違うから、全車走らせる。−走行試験工程
「ドライビングが楽しめなければCIMAじゃない。でも、リヤのシートで少しでもミシッと鳴れば、やっぱりCIMAじゃないんです。」各セクションの匠ら
によって高精度に組み上げられた後、CIMAは最後の走行試験工程へと進む。ここではラインオフした全車が約20kmほどテストコースを走る。運転席では
走行・操舵・制動のフィーリング評価試験、後席では内装パーツの軋み音等の確認など徹底したチェックが念入りに行われる。すべてのCIMAは最高品質でな
ければならない。そのクオリティは、人の手に込められた思いによって仕上げられている。
お客さまが見て、触れて感じる「感性品質」へのこだわりが、きわめて高度な製品品質を実現します。
細部まで考え抜かれた感性品質
シーマは内外装の素材、色調、精度に幾多の高い基準を設け、お客さまの感性に響く品質を目指しています。たとえばメーターではお客さま視点での調査結果を分析し数値化することで、フォントのサイズや針の幅、目盛り間隔を最適化。さらなる見やすさや精緻さを実現しています。
最先端技術と匠の技で確かな品質保証
わずかな誤差も許さない、先端技術を採用した車体の組み立て。さらに、コンマミリ単位の凹凸も見落とさない熟練した匠による組み付け。お客さまに最高の品質をお届けするために、多くの高級車の製造を担当する栃木工場ならではの細やかで丁寧な作り込みを行っています。
厳しい品質チェックをクリアした日産の最高級車
日産独自の品質評価システムに基づき、お客さまの視点に立ち設定された300以上の項目を徹底的にチェック。さらにシーマは、部品組み付けの緻密な確認からテストコースの実走行検査に至るまで、一段と厳しい品質確認を実施し、日産の最高級車にふさわしい品質を実現しています。
CIMAサポートプログラム
シーマをご購入のお客さまに、カーライフをサポートする特別なプログラムをご用意しました。
【CIMAサポートプログラムの内容】
●専用サポートデスクで、24時間×365日対応
おクルマに関するお問い合わせやお困りごとへの対応、緊急時のロードサービスを手配します。
●事故現場かけつけサポート
もしもの時に、24時間365日、電話1本で専任スタッフが事故現場に急行。的確なアドバイスとフォローで事故対応をお手伝いします。*¹
●アクシデント・ロードサポート
遠隔地でのトラブルの際も、日産で安心修理。修理後、ご自宅近くの日産までおクルマを無料でお届けします。
●CIMAプレミアム保証
3年間のメーカー一般保証終了時点から2年間、エアコンやナビゲーションシステム、パワーウインドウなどの保証期間を延長。新車から5年間の安心を保証*²します。
CIMAサポートプログラムのご利用には適用条件(日産の販売会社で新車購入いただいたお客さまが対象、等)がございます。詳細につきましては販売会社にお問い合わせください。
*1 自動車事故であることが前提となります(故障の場合はご利用いただけません)。事故現場で示談を行うサービスではありません。
*2 初年度登録年月日から5年または、10万km走行時のいずれか早い方まで。
●スモール・リペアサービス
いたずら・盗難修理、ガラス修理に加え、こすった時の修理までサポート!
保険を使いたくない小さなキズなどの修理にご利用いただけるうれしいサービスです。
★2015年4月1日前に発生した損害は、新基準での補償適用外となります。
*1 いたずら・落書とは人為的な行為による損傷をいいます。単なる擦り傷、他の自動車との衝突・接触によって生じた損害や当て逃げは対象外となります。
*2 1.車両自体の盗難 2.車中の物を盗難 3.盗難未遂という事故状況によって発生したボディ・内装・キーシリンダーの損害を修理します(警察への届出を要します)。
*3 PIT WORKウインドウリペアによる修理を前提とします。
●「スモール・リペアサービス」ご利用にあたっては、修理を日産販売会社で行うことが前提となります。
●自動車保険との併用はできません。