2015年モデルは、前年に勝るとも劣らないほどの進化を遂げた。

2014年モデルのGT-Rが登場した際、その進化の大きさ、これまでとは次元の異なる走りは、世界中から驚きをもって迎えられた。
それから丸1年、2015年モデルは、前年に勝るとも劣らないほどの進化を遂げた。
内外装デザインの変更は極少のため、見ただけではほとんど分からないが、ひとたびそのステアリングを握っていただければ、私たちの想いとこだわりは瞬時に感じていただけるはずである。

Photo：GT-R Premium edition。ボディカラーはブリリアントホワイトパール（3P）<#QAB・スクラッチシールド>（特別塗装色）。レイズ製ダブルスポークアルミ鍛造ホイール（ハイパーブルーブラッククロームカラーコート）はメーカーオプション。

GT：グランツーリスモとして、どこまでも気持ちよく走り続けられる洗練。
R：レーシングテクノロジーが生み出す圧倒的な速さ。
GT-Rとは、この2つを高次元で両立させ、究極まで追い求め続けるスーパースポーツカーである。
2014年モデルは“mature”というキーワードのもと、大人がピュアに楽しめるワクワクするようなパフォーマンスと、いつまでも走り続けたいと思えるような大人だからわかる上質な乗り味を極めることを目指した。

しかし、匠がひとつの頂点を極めると、また新たな頂点が見えてくるように、GT-Rはさらに進むべき道筋を発見した。
そのために再び、サスペンション、ブレーキ、タイヤ、トランスミッションからECU制御に至るまで、あらゆる部分に進化のメスが入った。
さらに、GT-R標準車の外観にGT-R NISMOのボディ剛性と足回りを持つグレード“GT-R Track edition engineered by nismo”も誕生させた。

GT-Rは日産のパフォーマンスの頂点であり、日産のクルマ造りへの想いと挑戦を体現するスーパースポーツカーである。
その想いがある限り、GT-Rの進化は一瞬たりとも止まることはない。

Photo：テスト車両。

GT-Rは、マルチパフォーマンスというコンセプトのもと、これまでずっとクルマと向き合い、技術と向き合い、そして何より人と向き合うことを信念としてきた。私たちはGT-Rを通じて、お客さまと対話している。
進化を通じて、ワクワクを共有している。だから、私たちは進化を決して止めない。GT-Rは、進化し続ける。